初心者が設計事務所の自社サイトを制作!

私たちユイ建築工房のWebサイト(ホームページ)は、事務所の職員が運営しております。運営していると言っても、ことWebサイトに関しては完全な初心者である所員が、Web検索をフル活用して何とか形にしている状況なのですが。

自社サイトをもっと活用したい、少しでも私たちの知識でお役に立つことがあるかもしれないとの思いから、このサイトを立ち上げました。私たちと同じように、自社サイトに愛着をもち、自分たちの思い通りのサイトを望む方の一助となるように、私たちのサイトの作り方を記したいと思います。

 

Webサイト立ち上げに必要なもの

このサイトを例に、サイト立ち上げに必要な項目を上げます。

  • パソコン(当たり前ですが)
  • レンタルサーバーの契約(このサイトはXサーバー)
  • 独自ドメインの獲得(このサイトはyui-koubo.comが独自ドメインです。企業名.jpも独自ドメイン)
  • WordPress(ワードプレスという無料ソフト)

さて以上が最低限必要ですが、ここまででかかる費用はレンタルサーバーの初期費用が3240円と月972円、独自ドメインが年1620円です。費用はこれが最低限であり、レンタルサーバーの性能を上げればランニングコストも2倍以上になりますが、費用より考えなければならないのは時間と手間です。

時間と手間は「どのレンタルサーバーが良い?」「独自ドメインは.comか.jp?」と調べれば調べるほど喰われていきます。ですから、ご自身が初心者でありことを十分自覚しているのであれば、上記の仕様をなぞることをお勧めします。

 

XサーバーとWordPress導入手順の概要

では、どのような手順で導入を進めるかというと

Xサーバーの契約

独自ドメインの獲得

Xサーバーにログインして、自動インストールをクリックし、WordPressをインストール

 

となります。詳しい手順はとても丁寧に説明しているサイトがありますので、ぜひ検索していただければと思います。XサーバーとWordPressの組み合わせの良い点は利用者の多さにあるので、ネットの豊富な情報を利用しましょう。

一つ注意点として、URLを[https://~]とした場合は、[http://~]のURLでアクセスした人が自動的に転送されるように設定しておく必要があります。下記のリンクを参照してください。

https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php

 

以上がWordPressを利用してWebページを作成する一番簡単な方法です。

企業のWebページを作る場合は、独自ドメインとトップページや企業紹介などの表示の違うページが必須です。ブログ形式のサイト(はてなブログ、アメーバブログ等)では、企業のサイトとして成立させるのが難しいのです。

簡単とは言ってもWordPressの導入は、非常に手間のかかる作業となりますので、ここまでの作業は無難に迷うことなく進めてしまうに限ります。

今後はWordPressの使い方について書いていきたい思います。

 

追記(サイトの表示速度改善について)

Xサーバーの特徴として、mod_pagespeedの設定があります。これは、サイトの表示速度の向上をワンクリックで行ってくれる、優秀な機能です。GoogleのWebページの表示速度の測定で指摘されるgzip 圧縮の項目に対応しているようです。一応設定をONにしておくことをお勧めします。

 

また、上記のURL[http://~]から[https://~]への転送(リダイレクト)は、表示速度を下げる一因でもあるようなので、なしでも良いかもしれません。

 

もう一点、表示速度で指摘された項目で、ブラウザのキャッシュを活用するというものがありました。その指摘の対策として、Xサーバーのサーバーパネルの.htaccessを編集する部分に下記を加えることで、キャッシュを活用できます。

ExpiresActive On
ExpiresByType text/css “access plus 1 days”
ExpiresByType image/gif “access plus 1 weeks”
ExpiresByType image/jpeg “access plus 1 weeks”
ExpiresByType image/png “access plus 1 weeks”
ExpiresByType application/x-javascript “access plus 1 weeks”

.htaccessにコードを書き加えなくても、WordPressのプラグインでも対応可能のようですが、キャッシュのプラグインはトラブルもあるようなので、調べてから慎重に導入して下さい。