サイトは形になったけど、なんだかモッサリしてるなとWeb検索で調べていると、Googleの「サイト表示速度の計測」というものを発見しました。
結果は、何と29点という驚くべきものでした。スマホも同様29点。勿論、29/100ということです。冗談のような事実から数日間、サイト表示速度ばかり気にする日々がはじまりました。
サイト表示速度を上げるために
私たちは建築に関してはプロですが、Webサイトに関しては「ど」の付く素人です。それも29点の。
では、そんな素人ができるサイト速度高速化を上げていきます。
まずGoogle PageSpeed Insightsで計測すると手掛かりを教えてもらえます。この中で、できることを丹念に拾っていけば、必ず表示速度は上がるのです。
一つめ「画像を最適化する」
これは、WordPressのプラグインに頼みましょう。「EWWW Image Optimizer」というプラグインがありますので、これでサイト内の画像を全てに最適な圧縮をかけると同時に、画像サイズの上限も設定できるので、これらで一息に画像のサイズダウンを図ります。
二つめ「ブラウザのキャッシュを活用する」
これは、Webサイトを開いた際にローカル ディスクに画像等を保存してもらい、再度開く際には、その保存した画像データを活用してもらうという方法です。私たちはXサーバーを使用していますが、Xサーバーのサーバーパネルの.htaccessを編集する部分に下記を加えることで、キャッシュを活用できるそうです。
ExpiresActive On
ExpiresByType text/css “access plus 1 days”
ExpiresByType image/gif “access plus 1 weeks”
ExpiresByType image/jpeg “access plus 1 weeks”
ExpiresByType image/png “access plus 1 weeks”
ExpiresByType application/x-javascript “access plus 1 weeks”
.htaccessにコードを書き加えなくても、WordPressのプラグインでも対応可能のようですが、キャッシュのプラグインはトラブルもあるようなので、調べてから慎重に導入して下さい。
三つめ「圧縮を有効にする」
これはXサーバーを使用している方なら簡単です。Xサーバーには、mod_pagespeedの設定があります。これは、サイトの表示速度の向上をワンクリックで行ってくれる、優秀な機能です。gzip 圧縮と呼ばれる圧縮を行ってくれるので、設定をONにしておくことをお勧めします。
四つめ「リンク先ページのリダイレクトを使用しない」
これはURL[http://~]から[https://~]への転送(リダイレクト)を行っている場合に指摘されます。29点にとってはリダイレクトはより大切なものがあると考え、リダイレクトを切ります。
五つめ「プラグインを少なく」
これは、「スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する」「CSS を縮小する」「JavaScript を縮小する」の3つの項目に関わります。プラグインが多いと表示速度が遅くなる弊害もあるので、注意しましょう。
結果は?
さあ以上の結果、何点になったのでしょうか?
何と、60点です!これは及第点です!
スマホに関しては82点と言うハイスコア(初心者的)をたたき出しました。
これだけあがれば満足です。何といっても29点からの倍増です。
ただし、Google PageSpeed Insightsはサイトの変更が反映されるまで時間がかかることがあるので、直ぐに点数が上がらないといって焦りは禁物です。
折角なので
サイト速度が満足の結果となったので、この勢いでSEOにも手を出しました。SEOに関してはWordPressの「All in One SEO Pack」というプラグインに任せます。設定が大変なのでWeb検索を活用して下さい。「All in One SEO Pack」の中に「Google Search Console」と連動する設定があるので、これでGoogle を味方につけます(味方についたのかはわかりません)。
また、Google検索で真っ先に出てくる写真・マップ・企業名・電話番号等のまとまりは、ビジネスリスティングと呼ばれます。SEOというのかは分かりませんがビジネスサイトであるなら、これはきちんと編集して、Webサイトのリンクを貼っておく事は大切だと思います。
以上、初心者でもできるサイトの表示速度やSEOのまとめでした。